【ネットワーク】中継装置
中継装置とは、
目的の端末までの通信を中継するための装置です。
今日は中継装置の種類について説明していきます。
ネットワークインターフェースカード
ネットワークインターフェースカードとは、
PCなどの端末に内蔵されているLANと接続するための通信装置のことです。
NICと略されたり、ネットワークアダプタとも呼ばれます。
ネットワークインターフェースカードには、
MACアドレスが割り当てられます。
このMACアドレスは全世界で一意なもので、世の中には重複するMACアドレスは存在しません。LANで接続される機器には必ずつけるようになっています。
ハブ、リピータ
画像出典「https://wa3.i-3-i.info/word1954.htmhttps://www.infraexpert.com/study/ethernet6.html」
ハブ、リピータとは、
電気信号を中継するための装置です。
スター★型のネットワークでケーブルにつながっている端末のすべてにデータが流れるのが特徴です。
上の写真でいうとm元締めの機械が「ハブ」にあたります。
すべてに送信すると無駄な通信が発生することから、ハブやリピータが利用される場面は少なくなってきています。
ブリッジ、L2スイッチ(Layer 2スイッチ)
LAN内の端末にデータを送信するための装置です。
流れてきたパケットの「MACアドレス」を確認し、必要があれば他のセグメントへパケットを流す役割を持ちます。
Layerは改装の意味で、
L1は電気信号、
L2はMACアドレス、
L3はIPアドレス
での制御を行います。
ルータとL3スイッチ(Layer3スイッチ)
LANとインターネットの間などでデータを転送するための装置です。
データの中の宛先(IPアドレス)を識別して転送します。
ルータはソフトウェアを使って中継するために柔軟なルールを設定することができ、L3スイッチはハードウェアで中継するため高度な中継をすることが出来ます。
ルータはデータがLANからインターネットへ出ていく際の出入り口となることから、デフォルトゲートウェイと呼ばれています。