【SQL】データベース
データベースとは、
データを大量に保存し、
効率よくアクセスできるようにしたデータの集まりのことをいいます。
例えば、
名前や住所、メールアドレスを登録しておくだけで、
どんなときでも・すぐに、欲しいデータを取り出すことが出来ます。
データベースを管理するコンピュータシステムのことを、
データベースマネジメントシステム、
略してDBMSと呼びます。
DBMSを使用するメリット
メリットとしては、
・大人数でデータを共有することに向いている
・大量のデータを扱える
・データの読み書きが自動化できる
・万一の自己にも対応可能
といったものが挙げられます。
テキストファイルや表計算ソフトでデータを管理することも可能ですが、データの保存量に限界が来てしまします。
大量のデータを安全に使用するためにデータベースについての知識を身につけ積極的に活用していきましょう。
DBMSの種類
今回は5種類のDBMSを紹介していきます。
■ 階層型データベース
<特徴>
・最も古くからあるデータベース
・データを階層構造で表現する
・現在では使用されるケースは少なく、リレーショナルデータベースが使用されることが多い。
■ リレーショナルデータベース(RDB)
<特徴>
・現在最も広く使用されているデータベース
・関係データベースとも呼ばれている
・列と行からなる2次元表の形式でデータを管理する。
・SQL(Structured Query Language: 構造化問い合わせ言語)を用いて操作
■ オブジェクト指向データベース(OODB)
<特徴>
・データとそれを操作する処理をまとめて「オブジェクト」という単位で管理する
・オブジェクトを保存するためのデータベース
■ XMLデータベース(XMLDB)
<特徴>
・XML形式のデータを大量&高速に扱うために作られたデータベース
■ キー・バリュー型データストア(KVS)
<特徴>
・検索に使うキー(key)と値(value)の組み合わせのみでデータを保存する
・Googleなどで使用され近年注目を集めている
データベースの構成
RDBMSは、
クライアント / サーバー型のシステム構成で使用されています。
クライアント:データベースを利用するプログラム、依頼人
サーバー(RDBMS):データベースを読み書きするプログラム、給仕人
クライアントが、
「このデータが欲しい!」「このデータを書き換えて欲しい!」というSQL文をサーバーに送ります。
サーバーは受け取ったデータをみて、データベースとやり取りを行い、要求したデータをクライアントに返したり、データベースに保存されているデータを書き換えたりといったことを行います。