【システム開発】フレームワーク
システム開発において一番トラブルの原因になるのが、
発注者と受注者の認識の違いです。
意味をとり間違えてしまったり、お互いの認識相違で間違った方向に開発が進んでしまったりすることもあります。
そうならないための取り組みとして、
フレームワークが使用されています。
共通フレーム(Software Life Cycle Process)
共通フレームとは、ソフトウェアの企画、開発、導入、運用、破棄に至るまでのソフトウェアプロセス全体のことをいいます。
共通フレームは、ソフトウェアプロセス全体に関係する全ての人が「同じ言葉を話せる」ように作成されたフレームワーク(共通の枠組み)、つまりガイドラインのようなものです。
発注者と受注者との間でお互いの役割や責任範囲、具体的な業務内容について認識に差異が生じないことを目的に作られています。
CMMI(Capability Maturity Model Integration)
CMMIとは、日本語で能力成熟度モデル統合という意味で、
開発と保守のプロセスを評価、改善するための指標のことです。
組織のプロセス成熟度を客観的に評価することを目的にしています。
成熟度は5段階に分けられています。
画像の引用元 CMMIとは何か?-組織成熟度