【システム開発】調達計画
調達とは、
業務に必要なハードェアやソフトウェア、ネットワーク機器、人、設備などを取り揃えることをいいます。
調達方法には購入やリース、最近ではサブスクリプションという形態を主流となっています。
調達の流れ
調達の基本的な流れ
1.情報提供依頼(RFI:Request For Information)↓2.提案依頼書(RFP:Request For Proposal)の作成と配布↓3.選定基準の作成↓4.発注先からの提案書および見積書の入手↓5.提案内容の比較評価↓6.調達先の選定↓7.契約締結(受入れ・検収)
RFI:(Request For Information:情報提供依頼)
RFIとは、
提案依頼書の前段階で作る資料です。
発注先に対してシステム化の目的や業務概要を明示し、システム化に関する技術動向などを集めるために情報提供を依頼することです。
簡単にいうと、
発注先に対して、「提案を依頼する上で必要最低限の情報よこしてください」といったお願いをまとめた紙になります。
RFP:(Request For Proposal:提案依頼書)
RFPとは、
発注先が発注先の候補となる企業に対し、導入システムの要件や提案依頼事項、調達条件などを明示し、具体的な提案書の提出を依頼するための文書のことです。
簡単にいうと、
「この情報をもとにして提案よろしくね」って感じにまとめた資料のことです。自分たちの困っていること・やりたいことざっとまとめた資料になります。
提案書
提案書とは、
発注先が提案依頼書をもとに検討したシステム構成や開発手法などの内容を、依頼元に対して提案するために作成する文書です。
見積書
見積書とは、
システムの開発、運用、保守などにかかる費用を示す文書のことをいいます。発注先が作成します。
おまけ
情報提供依頼書の例
さぬき市 健康福祉部 福祉総務課が発行した
情報提供依頼書です。
さぬき市総合福祉情報システム導入業務 情報提供依頼書 (2018).
この資料をみると、
依頼内容から実施要領、全体のスケジュールまでしっかり記載されていることが読み取れます。
また、RFI(情報提供依頼)はこんな感じに作っていくと良いよーっていうテンプレートを提供しているサイトもありました。検索したら何でも出てくるので便利な世の中ですねー
IMAGICA Webサイト構築サービス