【システム開発】要件定義
要件定義とは、
システムで実現する機能や性能を決める作業のことをいいます。
システムを利用する人たちのニーズを調査し、それら整理して要件の分析、要件の’定義という流れで行われています。
①要求の調査
利用者のニーズ(要求)を収集します。
経営者や直接システムを利用する担当者との打ち合わせやインタビューで情報を集めていきます。
②要求の分析
利用者と開発者との合意がとれ、システム化の対象となった要求は「要件」という形で定義されます。
③要件定義
要件定義には以下の3種類があります。
▶業務要件定義
システム化の対象となる業務に必要な要件を定義します。
▶機能要件定義
業務要件(↑)を実現する上で必要科機能を定義します。
▶非機能要件定義
業務要件を実現する上で必要な機能面以外の要件を定義します。
機能要件とくらべると、利用者には把握しにくく要件を満たしているのか判断しづらいため目標値といった形で定義されます。
非機能要件の種類
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要件の具体例
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可用性
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システムの運用スケジュール(停止・運用など)
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性能・拡張性
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応答時間、処理件数などの許容範囲
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運用・保守性
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バックアップや運用監視の方法
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移行性
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システムの移行時期や移行方法
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セキュリティ
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アクセス制限、データの暗号化、マルウェア対策
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環境対策
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耐震、免震、CO2排出量
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本日はここで終了です!
また明日ー!!!!!!