【システム開発】コミュニケーションツール・普及啓発
さまざまなITツールの出現とともに、業務のスピード化や効率化が進んでいます。しかし、そうした一方変化についていけない人を一定数おり、情報格差が生まれてきています。
①コミュニケーションツール
社員同士のコミュニケーションの活性化や情報共有、経営方針の浸透などに利用される社内ブログや、テレワーク勤務に伴い積極的に利用されるようになったZoomなどのテレビ会議もコミュニケーションツールの1つです。
ChatWorkやSlackといったビジネスチャットや社内SNSは情報の共有と意見交換だけでなく、タスク管理やスケジュール管理といった機能もあり業務を効率的に進めることが可能になりました。
②ゲーミフィケーション
ゲームフィケーションとは、ゲームじゃないものにゲーム的な要素を取り入れることをいいます。
こうすることにより、利用者のモチベーションを高めたり、その行動に働きかけることが出来ます。
単純な作業をゲームのような形で進めることにより、学習に興味をもち取り組んでもらうことを目的としています。
寿司打のようなサービスがゲームフィケーションの例です。
これは、タイピングの正確性とスピードを競うことでゲーム感覚でタイピングが取得できるソフトとなっています。
③ディジタル・ディバイド
ディバイドは「分ける」という意味で、
ディジタル・ディバイドはインターネットなどの情報を扱える人と扱えない人との格差のことをいいます。「情報格差」とも呼ばれます。
格差が発生する規模や原因によって、
「国家間ディジタル・ディバイド」「地域間ディジタル・ディバイド」「個人間・集団間ディジタル・ディバイド」
などがあります。
問題集
【問題1】
ITパスポート平成21年秋期 問24
問24
PCやインターネットなどのITを利用する能力や機会の違いによって,経済的又は社会的な格差が生じることを何というか。
ITパスポート平成31年春期 問33
問33
ポイント,バッジといったゲームの要素を駆使するゲーミフィケーションを導入する目的として,最も適切なものはどれか。
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ゲーム内で相手の戦略に応じて自分の戦略を決定する。
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顧客や従業員の目標を達成できるように動機付ける。
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新作ネットワークゲームに関する利用者の評価情報を収集する。
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大量データを分析して有用な事実や関係性を発見する。
ITパスポート令和2年秋期 問35
問35
ある企業が,フィンテックを活用した新サービスを実現するためのプログラムを開発しようとしている。そこで,デザイナ,プログラマなどを集めてチームを編成し,数日を掛けて集中的にプログラム開発作業に取り組み,その成果を競い合うイベントを企画した。このようなイベントを表す用語として,最も適切なものはどれか。