【Ruby】変数とは
今日はRubyの変数についてのお話です。
変数とは
変数とは名前を一時的に数字や文字などのデータを記録しておく格納庫のようなものです。
変数を使うと、
「同じ要素を繰り返し使える」
「変更に対応しやすい」
「何の要素か分かりやすい」
というメリットがあります。
Rubyにおける代表的な変数は以下の通りです。
これからそれらの変数について詳しくみていきましょうー!!!
ローカル変数
ローカル変数とは、特定のメソッド呼び出しや宣言されているクラス内、ファイルの実行の中だけで使用できる変数です。
ローカル変数の先頭の文字は、小文字かアンダーバー(_)で始まります。
インスタンス変数
インスタンス変数とは、特定のオブジェクトに属する変数です。
インスタンスごとに独立してもつ変数なため、インスタンス変数といいます。
インスタンス変数の先頭の文字は、@で始まります。
初期化されていない場合、デフォルトの値はnilです。
@foobar
クラス変数
クラス変数とは、クラスに属する変数で、クラス及び子孫クラス、そのクラスのインスタンス間で共有されます。
クラス変数の先頭の文字は、@@で始まります。
class Foo @@foo = 1 def bar puts @@foo end end
グローバル変数
グローバル変数は、その名の通り、どこからでも参照でき、どこからでも代入できる変数です。
グローバル変数の先頭の文字は、$で始まります。
デフォルトの値はnilです。
定数
定数とは、変更されない変数です。
一度定義された定数に再び代入を行おうとすると警告メッセージが出ます。定義されていない定数にアクセスすると例外 NameError が発生します。
アルファベット大文字 ([A-Z]) で始まる識別子は定数です。
定数の先頭の文字は、大文字です。
FOOBAR FOOBAR
参考
Ruby3.00リファレンスマニュアル https://is.gd/PIm4Pd
ということで今回は変数のお話でした。
それではまた明日ー!!